相撲の聖地・両国国技館のお膝元で、江戸の歴史を伝える回向院や吉良邸跡、横網町公園などが残る両国。JR総武線と都営大江戸線の2路線が使え、隅田川にも近いこのエリアは、江戸情緒あふれる落ち着いた雰囲気と、都心への高いアクセスを両立した人気の住宅地です。この両国エリアにあるジェイグランコート両国は、こうした利便性と下町らしい暮らしやすさを求める方から注目されている賃貸物件です。
とはいえ、「観光地に近いと治安は大丈夫?」「本場所の時期はどんな雰囲気?」と気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、ジェイグランコート両国周辺の治安について、警察署や墨田区が公表している情報をもとに、エリアの特徴、管轄警察署と交番、区の防犯施策、暮らしの中で意識したいポイントを、良い点と注意点の両方から詳しくまとめます。
目次
- 両国エリアの特徴と住みやすさ
- ジェイグランコート両国周辺の治安の考え方
- 両国を管轄する本所警察署と交番
- 墨田区の防犯対策と補助金
- 両国エリアで意識したい犯罪と対策
- 入居前にやっておきたい治安チェック
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
1. 両国エリアの特徴と住みやすさ
両国は、墨田区の南西部、隅田川の東岸に位置するエリアです。両国駅は墨田区の最西端の駅で、国技館をはじめ、相撲部屋やちゃんこ料理店、江戸東京博物館など、相撲と江戸文化が根付いた街並みが広がっています。
総武線と大江戸線の2路線
両国駅では、JR中央・総武線各駅停車と、都営大江戸線が利用できます。総武線は、新宿方面へ乗り換えなしで出られ、秋葉原や東京方面にも10分前後でアクセスでき、千葉方面にも便利です。大江戸線を使えば、六本木や新宿方面などにも乗り換えなしで移動できます。隣駅の錦糸町駅や、近くの浅草・上野方面にも出やすい立地です。
駅周辺と一歩入った住宅街
駅周辺は、イベントの日には賑わいますが、一歩離れると、マンションや民家が多い閑静な住宅街が広がります。隅田川緑道公園や横網町公園など、親子で遊べる公園もあり、下町らしい落ち着いた雰囲気が特徴です。
買い物環境
駅周辺には、まいばすけっとなどの小型スーパーや、地元密着型の商店があり、日常の買い物には不便しません。大型スーパーや、衣料品・家電を買える商業施設は少ないため、大きな買い物は、隣の錦糸町駅を利用する方が多いようです。
本場所の時期はにぎやかに
両国国技館では、1月・5月・9月に大相撲の本場所が開催され、期間中は観光客や相撲ファンでにぎわいます。街が活気づく一方、人通りや混雑が増える時期があることも、頭に入れておきましょう。
2. ジェイグランコート両国周辺の治安の考え方
治安は、イメージではなく「公表されている情報」と「実際に歩いた体感」の両方で判断することが大切です。両国駅周辺は、警察や町内会が頻繁にパトロールしており、犯罪件数も比較的少なく、治安が良いエリアとされています。口コミでも、夜間に女性が一人でコンビニへ買い物に行っても安全という声があります。一方で、次の点には注意が必要です。
- 本場所開催期間の人出:1月・5月・9月の本場所開催時は、駅周辺や国技館の周辺に観光客が集まり、混雑します。置き引きや、自転車の駐輪トラブルなどには、注意が必要です。
- イベント時と平常時のギャップ:国技館周辺は賑わう一方、住宅街に入ると、普段は静かです。時間帯や時期によって街の表情が変わります。
- 幹線道路沿いの交通量:京葉道路や三つ目通りなどの大通りは、交通量が多く、歩行者や自転車は交通事故に注意が必要です。
- 建物の防犯設備:オートロック、防犯カメラ、モニター付きインターホン、宅配ボックスなどの有無は、空き巣や不審者対策の大きな安心材料になります。
ジェイグランコート両国を検討する際は、建物の設備に加えて、駅からの道のりや周辺の交番の位置も合わせて確認しましょう。
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3. 両国を管轄する本所警察署と交番
両国エリアは、警視庁本所警察署が管轄しています。公表されている管轄区域には、両国1〜4丁目、横網1〜2丁目、緑、亀沢、石原、本所、千歳、錦糸町周辺などが含まれています。署は横川4丁目にあり、最寄り駅は、JR錦糸町駅(徒歩約18分)、半蔵門線の押上駅(B1出口から徒歩約7分)などです。
番地によって異なる、最寄りの交番
両国エリアには、地域の見守りを担う交番が複数あります。
- 両国交番(両国4丁目):京葉道路と三つ目通りの交差点近く、本所警察署の旧庁舎跡地にあります。受持区は、両国1〜4丁目、千歳1〜3丁目で、相撲部屋や回向院、吉良邸跡などが含まれます。
- 横網交番(横網2丁目):蔵前橋通りと清澄通りの交差点にあります。受持区には、両国国技館があり、1月・5月・9月の本場所開催時は、警備を強化しています。江戸東京博物館や横網町公園も、受持区に含まれます。
どの交番が最寄りになるかは番地によって異なるため、物件の正確な住所を物件ページで確認したうえで、最寄りの交番の位置を把握しておくと安心です。本所警察署は、交番を拠点とした地域のパトロールや、特殊詐欺・自転車盗などへの注意喚起、地域団体と連携した防犯活動を行っています。
また警視庁は、犯罪発生情報や防犯情報を配信する「メールけいしちょう」や、町丁目単位で犯罪の発生状況を確認できる犯罪情報マップを公開しています。入居前に調べておけば、漠然とした不安を具体的な情報に置き換えられます。
4. 墨田区の防犯対策と補助金
墨田区は、「墨田区安全で安心なまちづくり推進条例」に基づき、区民・警察署・消防署・事業者が連携した防犯対策に取り組んでいます。区の公式サイトでは、青色パトロールカーによる巡回、防犯カメラ等への助成、コンビニ防犯拠点制度、自転車の盗難防止対策、「すみだ安全・安心メール」による情報配信などが紹介されています。
住まいの防犯対策臨時補助金
個人向けには、墨田区住まいの防犯対策臨時補助金が案内されています。全国的に匿名・流動型犯罪グループによる強盗事件などが頻発している状況を受け、区民の住まいの防犯力を高めるための制度です。区のチラシでは、次のような内容が示されています。
- 補助額:対象の防犯物品の購入・設置費用の2分の1、補助上限4万円(予算に達し次第終了)
- 対象物品:センサーライト、防犯錠・補助錠、防犯カメラ(屋外のみ、ダミー不可)、防犯フィルム、録画機能付きドアホン
- 主な条件:防犯物品を取り付ける区内の住宅に住んでいること。一世帯につき一回限りの申請(一回で複数品目の申請は可)
賃貸物件で設備を取り付ける場合は、管理会社や所有者の同意が必要になることがあります。受付状況や対象条件は変更される場合があるため、最新情報は区の公式ページでご確認ください。
特殊詐欺への取り組み
区は、本所警察署・向島警察署などと連携し、高齢者を中心に懸念されている特殊詐欺の被害防止にも取り組んでいます。
5. 両国エリアで意識したい犯罪と対策
自転車の盗難
都内全体で多い犯罪の一つです。両国は、自転車で錦糸町や秋葉原方面へ出かける方も多く、駐輪の際には注意が必要です。
- ワイヤー錠と頑丈な錠の二重ロックを習慣にする
- 短時間の外出でも必ず施錠する
- 駐輪場は防犯カメラのある場所を選ぶ
観光客の多い場所での置き引き・スリ
本場所の期間や休日は、国技館周辺や駅周辺が混雑します。
- バッグは体の前で持つ
- 混雑した場所では、スマートフォンや財布をポケットに入れたままにしない
- 飲食店では、荷物を席に置いたまま離れない
空き巣・侵入窃盗
- 在宅中やゴミ出しなどの短時間でも施錠する
- 1階の住戸は、窓の防犯対策を特に確認する
- 宅配ボックスを活用し、不在が分かる状況を作らない
- 補助錠、センサーライト、防犯フィルムなど、後付けできる防犯グッズも検討する(賃貸は管理会社の同意が必要です)
特殊詐欺・不審な訪問者
- 知らない番号の電話には出ない、または留守番電話設定にする
- 警察や役所を名乗る電話でも、お金やキャッシュカードの話が出たらいったん切り、公式の番号にかけ直す
- 検針員や点検業者を名乗る訪問者は、安易に室内へ入れず、事前に会社へ確認する
夜間の一人歩き
- 街灯が多く、人通りのある道を選ぶ
- 夜間はイヤホンで耳をふさがない
- 不安を感じたら、交番やコンビニなど明るい場所に入る
6. 入居前にやっておきたい治安チェック
- 昼と夜、本場所の時期とそれ以外に歩く:同じ道でも、時間帯や時期で印象が大きく変わります。両国駅から物件までを、夜にも歩いてみましょう。本場所の開催時期の様子も確認できると、イメージしやすくなります。
- 最寄りの交番を確認する:両国交番、横網交番のどちらが最寄りか、物件からの距離を把握しておきましょう。
- 犯罪情報マップで町丁目の傾向を調べる:侵入窃盗や自転車盗などの発生傾向が分かります。
- 建物のセキュリティ設備を確認する:オートロック、防犯カメラ、モニター付きインターホン、宅配ボックス、駐輪場の管理状況などを内見時にチェックしましょう。
- 防犯情報の配信に登録する:入居後すぐ地域の情報を受け取れるよう、「すみだ安全・安心メール」や警視庁の「メールけいしちょう」への登録がおすすめです。
7. よくある質問(FAQ)
Q. 両国の治安は良いですか?
A. 警察や町内会による頻繁なパトロールがあり、治安が良いエリアとされています。ただし、本場所の期間は観光客で混雑するため、置き引きなどには注意が必要です。入居前に夜の帰り道や、本場所の時期の様子を確認することをおすすめします。
Q. 女性の一人暮らしでも安心ですか?
A. 建物のセキュリティ設備(オートロック、モニター付きインターホンなど)と、駅から物件までの夜道の明るさ・人通りが判断の目安になります。内見の際に確認しておきましょう。
Q. 両国はどの警察署の管轄ですか?
A. 両国1〜4丁目、横網、千歳などは、本所警察署の管轄です。
Q. 新宿や東京方面へのアクセスはどうですか?
A. JR総武線(各駅停車)で、新宿方面へ乗り換えなしで出られ、秋葉原や東京方面にも10分前後でアクセスできます。
Q. 防犯対策で区の支援を受けられますか?
A. 墨田区では、住まいの防犯対策臨時補助金(補助率2分の1、上限4万円)が案内されています。賃貸の場合は管理者などの同意が必要になる場合があり、条件や期間は変わるため、区の公式ページで最新情報をご確認ください。
8. まとめ
両国エリアは、総武線と大江戸線による都心へのアクセス、相撲と江戸文化が根付いた下町情緒、そして一歩入れば広がる閑静な住宅街が共存する、魅力的な住宅地です。本所警察署と両国交番・横網交番による見守り、墨田区の防犯対策や補助金など、安心して暮らすための支えも整っています。一方で、本場所の時期の人出や、幹線道路沿いの交通量など、注意したい点もあるため、日々の対策を心がけることが大切です。
ジェイグランコート両国への入居を検討している方は、建物の設備に加えて、夜間の帰り道や最寄りの交番の位置、警視庁・墨田区が公開する防犯情報もあわせて確認し、納得のうえで新生活をスタートしてください。

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