半蔵門線と都営大江戸線の2路線が使え、庭園・美術館・カフェが身近にそろう清澄白河。この人気エリアにあるグランパセオ清澄白河2は、都心へのアクセスと、文化的で落ち着いた暮らしを両立したい方から注目されています。
一方で、「治安は本当に良いのか」を、口コミのイメージだけで判断するのは不安が残ります。そこでこの記事では、江東区が公表している犯罪発生状況のデータと、深川警察署が公開している交番情報をもとに、グランパセオ清澄白河2周辺の治安を、できるだけ具体的に整理します。良い点だけでなく、注意したい点もあわせてお伝えします。
目次
- 清澄白河エリアの特徴と住みやすさ
- データで見る江東区の治安
- グランパセオ清澄白河2周辺の治安の考え方
- 清澄白河を管轄する深川警察署と交番
- 江東区の防犯対策と補助制度
- 犯罪データから考える対策のポイント
- 入居前にやっておきたい治安チェック
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
1. 清澄白河エリアの特徴と住みやすさ
清澄白河は、江戸時代からの歴史を感じさせる清澄庭園、現代美術を中心とした東京都現代美術館、広大な木場公園、深川江戸資料館など、文化と緑に恵まれたエリアです。かつては静かな寺町でしたが、「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店の出店を機に、コーヒーの街としても広く知られるようになりました。
半蔵門線・大江戸線で都心へ
清澄白河駅には、東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が乗り入れています。半蔵門線で大手町・渋谷方面、大江戸線で新宿・六本木方面へ出やすく、通勤ラッシュの混雑が比較的ゆるやかという声もあります。
子育て世帯にも人気の住環境
清澄庭園や木場公園などの大きな公園があり、若いファミリー層も多く暮らしています。深川江戸資料館通り商店街には、昔ながらの総菜店やカフェが並び、下町の温かみも感じられます。
家賃は「やや高め」の傾向
人気エリアのため、家賃相場は全体として高めの水準になりやすいとされています。そのぶん、治安や環境を重視して住まいを選ぶ層が多いのも特徴です。
2. データで見る江東区の治安
治安を客観的に判断するには、公表されている統計を見るのが確実です。江東区は、区の公式サイトで「江東区内の犯罪・火災発生状況」(警視庁調べ)を公開しており、その内容は次のとおりです。
刑法犯認知件数の推移
江東区の全刑法犯の認知件数は、平成24年の5,725件から減少を続け、令和3年には2,537件まで下がりました。その後は、令和4年に2,807件、令和5年に3,254件、令和6年に3,332件、令和7年に3,456件と、増加傾向にあります。
令和8年5月末時点の主な項目
令和8年5月末現在の江東区全体の件数(前年同期比)は、次のように公表されています。
- 全刑法犯:1,436件(81件増)
- 自転車盗:334件(90件減)
- 侵入窃盗:51件(27件増)
- 特殊詐欺:74件(36件増)
- 強盗:3件(2件減)
- ひったくり:0件
データから読み取れること
全体として見ると、ひったくりがゼロ、強盗も少数にとどまる一方で、侵入窃盗や特殊詐欺は前年より増えています。自転車盗は大きく減っていますが、件数としては最も多い項目の一つで、引き続き注意が必要です。数値は暫定値や警視庁調べであり、区全体の数字のため、清澄白河のみの状況を示すものではない点にもご注意ください。町丁目ごとの数字は、警視庁の犯罪情報マップなどで確認できます。
3. グランパセオ清澄白河2周辺の治安の考え方
清澄白河は、繁華街や歓楽街が少なく、住宅やカフェ、文化施設が中心のエリアです。大きな駅前の繁華街とは性質が異なり、口コミでも「静かで治安が良い」という声が多く見られます。一方で、住宅街ならではの注意点もあります。
- 夜間の人通りと街灯:住宅街は夜になると、人通りが少なくなる道があります。実際に夜の帰り道を歩いて、街灯の数や明るさを確認しておくと安心です。
- 水辺や公園沿いの見通し:運河沿いの遊歩道や公園周辺は、昼間は魅力的な散策路ですが、夜間は暗く感じる場所もあります。
- 建物の防犯設備:侵入窃盗が前年より増えているというデータもあるため、オートロック、防犯カメラ、モニター付きインターホン、宅配ボックスなどの有無は、重要な判断材料です。
グランパセオ清澄白河2を検討する際は、建物の設備に加えて、駅からの道のりや周辺の交番の位置も合わせて確認しましょう。
🏠 お部屋探しはこちらから
👉 【公式】グランパセオ清澄白河2の空室・賃料・間取りを見る ▶
4. 清澄白河を管轄する深川警察署と交番
清澄白河エリアは、警視庁深川警察署が管轄しています。公表されている管轄区域には、清澄1丁目から3丁目、白河1丁目から4丁目、三好1丁目から4丁目、平野1丁目から4丁目などが含まれています。署は木場3丁目にあり、最寄り駅は地下鉄の木場駅です。
番地によって異なる、最寄りの交番
エリア内には、複数の交番があります。どの交番が受け持つかは、番地によって異なります。
- 清澄庭園前交番(清澄3丁目):清澄庭園の近くに位置し、清澄1〜3丁目、白河1丁目、三好1〜2丁目、深川1〜2丁目、平野1〜2丁目などを受け持ちます。
- 現代美術館前交番(三好3丁目):東京都現代美術館の近くに位置し、白河2〜4丁目、三好3〜4丁目、平野3〜4丁目、木場3〜5丁目などを受け持ちます。
物件の正確な番地を物件ページで確認し、どちらの交番が最寄りになるかを把握しておくと、いざという時に安心です。警察署と交番は、地域のパトロールや、特殊詐欺・自転車盗などへの注意喚起、地域団体と連携した防犯活動を行っています。
5. 江東区の防犯対策と補助制度
江東区は、江東区生活安全条例に基づき、地域と連携した防犯対策を進めています。区の公式サイトでは、江東区内の犯罪・火災発生状況が毎月のように更新されており、区内の傾向を誰でも確認できます。また、町会・自治会や商店街が設置する街頭防犯カメラへの補助、防犯パトロールを行う団体への支援なども実施されています。
個人向けの防犯機器補助
いわゆる「闇バイト」が関係するとみられる強盗事件などを背景に、江東区では個人宅向け防犯機器等購入緊急補助事業が実施されています(令和9年3月12日まで)。防犯カメラや録画機能付きドアホンなどを購入・設置した場合に、費用の一部(最大3万円)が補助される制度です。集合住宅(賃貸を含む)も申請できる旨が案内されていますが、対象となる方や設備の条件は変更される場合があります。賃貸物件で利用を考える場合は、管理会社への確認とあわせて、区の公式ページで最新の条件をご確認ください。
なお、区役所がお金を要求したり、防犯機器の購入をあっせんしたりすることはありません。補助金を装った詐欺にもご注意ください。
6. 犯罪データから考える対策のポイント
先ほどのデータをふまえて、特に意識したい対策をまとめます。
自転車盗への対策(件数が最も多い項目)
カフェや美術館、公園へ自転車で出かけたくなる街だからこそ、注意が必要です。
- ワイヤー錠と頑丈な錠の二重ロックを習慣にする
- 短時間の外出でも必ず施錠する
- 駐輪場は防犯カメラのある場所を選ぶ
侵入窃盗への対策(前年より増加)
- 在宅中やゴミ出しなどの短時間でも施錠する
- 宅配ボックスを活用し、不在が分かる状況を作らない
- 補助錠、センサーライト、防犯フィルムなどの後付けグッズを検討する(賃貸は管理会社の同意が必要です)
特殊詐欺への対策(前年より増加)
- 知らない番号の電話には出ない、または留守番電話設定にする
- 警察や役所を名乗る電話でも、お金やキャッシュカードの話が出たらいったん切り、公式の番号にかけ直す
- ガス点検などの業者を名乗る訪問者は、安易に室内へ入れず、事前に会社へ確認する
夜間の一人歩きへの対策
- 街灯が多く、人通りのある道を選ぶ
- 夜間はイヤホンで耳をふさがない
- 不安を感じたら、交番やコンビニなど明るい場所に入る
7. 入居前にやっておきたい治安チェック
- 昼と夜の2回、実際に歩く:同じ道でも時間帯で印象が大きく変わります。駅から物件までを夜にも歩いてみましょう。
- 最寄りの交番を確認する:清澄庭園前交番と現代美術館前交番のどちらが最寄りかを把握しておくと安心です。
- 犯罪情報マップで町丁目の傾向を調べる:警視庁の犯罪情報マップや、町丁別・罪種別の認知件数のデータで、侵入窃盗や自転車盗などの発生傾向が分かります。
- 建物のセキュリティ設備を確認する:オートロック、防犯カメラ、モニター付きインターホン、宅配ボックスなどを内見時にチェックしましょう。
- 防犯情報の配信に登録する:入居後すぐ地域の情報を受け取れるよう、「メールけいしちょう」への登録がおすすめです。
8. よくある質問(FAQ)
Q. 清澄白河の治安は良いですか?
A. 繁華街が少なく、住宅やカフェ、文化施設が中心の落ち着いたエリアで、治安の良さを評価する声が多く見られます。ただし、江東区全体では刑法犯が近年増加傾向にあるため、データも確認したうえで、防犯対策を心がけることをおすすめします。
Q. 江東区で特に多い犯罪は何ですか?
A. 区が公表している令和8年5月末時点のデータでは、自転車盗が最も多く、次いで万引き、粗暴犯などが続いています。侵入窃盗と特殊詐欺は前年同期より増えています。
Q. 女性の一人暮らしでも安心ですか?
A. 建物のセキュリティ設備(オートロック、モニター付きインターホンなど)と、駅から物件までの夜道の明るさ・人通りが判断の目安になります。内見の際に確認しておきましょう。
Q. 清澄白河はどの警察署の管轄ですか?
A. 清澄・白河・三好などは、深川警察署の管轄です。
Q. 防犯対策で区の支援を受けられますか?
A. 江東区では、個人宅向けの防犯機器等購入緊急補助事業(最大3万円)が実施されています。集合住宅(賃貸含む)も申請できる旨が案内されていますが、条件や期間は変わる場合があるため、区の公式ページで最新情報をご確認ください。
9. まとめ
清澄白河エリアは、半蔵門線・大江戸線による都心へのアクセス、庭園や公園などの豊かな緑、カフェやアートの文化が共存する、バランスの取れた住宅地です。江東区の犯罪データを見ると、ひったくりがゼロで強盗も少数にとどまる一方、侵入窃盗や特殊詐欺は前年より増えており、「治安が良い街」というイメージだけに頼らず、設備選びと日々の対策を意識することが大切です。
グランパセオ清澄白河2への入居を検討している方は、建物の設備に加えて、夜間の帰り道や最寄りの交番の位置、警視庁・江東区が公開する防犯情報もあわせて確認し、納得のうえで新生活をスタートしてください。

最近のコメント